なんとなく

 別にマッチした世代ではありませんが、それなりに私はニコニコ動画と親しみながら生きてきました。パソコンをある程度好きに使える環境があったおかげか、年端もいかない頃からです。とはいえ、黎明期から盛隆期のあれこれをすべて知り尽くしているわけでは決してありません。一時期関係を絶っていたのでむしろ、一番盛んだったころからはちょうど抜け落ちているくらいです。

 

 

 ニコ動の凋落は早くから言われていて、もはや記憶に依っていつから言われていたか判断することは私にはできません。とはいえ、話題になった断末魔のようなグラフをぶち上げている実態を見ても、今のニコ動は落ちぶれていることは明らかですし、肌感覚としても合致しているような気がします。

 

 

 だからと言って、「v字回復には!?」なんかの高説をのたまう気はさらさらありません。ただ、文化の興隆と衰退を味わえたということは幸運です。そんな中、様々な分野から脱出というのが適切かはしりませんが、活躍の場をうまく他のプラットフォームに移している人が存在することは、周知でしょう。

 

 

 ある種ニコ動というのは、何かを生み出す一方でしゃぶりつくすということで発展してきたような気がします。これが正しいのかは知りません。その場で体験したことですから、正しいも何もあったものではないのです。思うに、どれも日常の中で行われたことが拡大しただけかもしれませんが。

 

 

 その面を持っていても、それが強く見えるようなジャンルもそうではないものもあります。その中でも、そうであっても、きっと優秀な人は光さえ当たれば、勝手に評価されるのだろうと思います。

 

 

 しかしながら、絞ることで優秀さを誇っていた人たちは、大海の中で、対象を見つけるか自らが生み出さねば、元のような環境を維持できないかもしれません。

 

 

 その人たちを包含していたニコ動に触れていたので、どこであっても、なんとなく頑張ってほしいと思うわけです。が、それは見送っている自分は、時代の奔流に流されていくのだなぁと唐突に思ったりもしました。以上

 

 

 なんか、つらつら書いていたけれどもあまりうまく書けませんでし、そこはかとない違和感を感じますが直すのもめんどくさいのでそのまま公開します。